技術情報

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開発者コラム

図研エルミックのエンジニアが開発にまつわるコラムを書いています。


 

2009年 news63号

2009/02/02

良いプログラムって?

技術本部西日本技術第二BU 一課 T.H

 自分はこの業界に入って早いもので20年近く経ちます。その間、ずっといろんな分野のプログラムを作ってきました。一から自分でプログラムを作成することもあれば、他人が作ったプログラムを改造することも多々ありますが、どちらが多かったかと考えると、やはり他人の作ったプログラムを改造することが多かった気がします。

自分や他人の作ったプログラムを見つつ、たまに思うのは、開発者にとっての良いプログラムって何だろう?ということです。

それはやはりソースコードが見やすく、簡単にまとまっているのが一番じゃないかと思います。
プログラムは、基本全て入力と出力で出来ています。入力されたものを処理し出力します。その結果が同じならどんなソースコードでも良いじゃないかと考えがちですが、ソースコードが書かれるのは作成時のみで、後はバグ修正や仕様変更等がないかぎり、それで終わりです。

しかしそのソースコードは、将来プログラム作成者を含む、数多くの人々に、何度も繰り返し読まれる可能性が十分にあります。
プログラム作成で断言できるのは、ほかのプログラマにとって読みにくいソースコードはたとえ正常に動作していても、良いプログラムとは言えないのじゃないかなと思います。

では、どうすれば良いプログラムを作る技術が身につけられるのでしょうか?
残念ながら簡単には出来ないでしょう。でも、自分の経験から一つ良い方法があります。まず他人が書いたプログラムのソースコードを読むことです。すると、ソースコードを読むことがうまくなるにつれソースコードを書くことも上達することが分かってくると思います。ソースコードを読んでいるときに、そこから新しいアイデアが生まれるというメリットや、自分がソースコードを書く際、他人に読みやすいソースコードを書こうという意識が働くように、なってくると思います。

ソースコードというのは、その作成者の知識の泉と言っても大げさじゃないぐらいに、いろんな手法やアルゴリズムが一杯です。そのうちの何割かでも自分の知識として吸収できれば、確実にスキルアップできるのじゃないかなと思います。

自分は仕事の合間等で時間が空いた時には、同じグループの人が作ったプログラム等のソースコードを見せてもらって勉強しています。なかなか勉強になることも多いですし、新たな発見もあると思います。

最後までのご拝読、ありがとうございました。

 
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