技術情報

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開発者コラム

図研エルミックのエンジニアが開発にまつわるコラムを書いています。


 

2010年 news71号

2010/06/01

最近思うこと

製品開発第三部開発一課 H.M

みんなでトランプやボーリングなど、なにかゲームをやっているときに
「ビリの人、罰ゲームね~」
みたいなことってありませんか?

こういった場面で、気分にもよるのかもしれないですが
「まずい・・・負ける・・・」
と思ったときって、だいたい負けませんか?

「なんか勝てそうだな」
と思ったときって、だいたい勝てませんか?

ゲームの前に、練習したり、鍛えたり、必殺技をあみ出す時間と根性があれば「まあビリにはならないかな」的な、ちょっとした余裕をもって、勝負にのぞむことができたはずです。

この「ちょっとした余裕」が、勘を冴えさせ、ツキを呼び込む?
勝負する前から弱気なときは、あまり良い結果には結びつかない、変な流れみたいなことってよくある話だと思います。

仕事でも同じことがあると思います。私自身、ハードウエアのエンジニアとして、分野を問わず、いろいろな回路を設計、評価してきましたが、「ここ怪しいな・・・」とか「ここ危ないな・・・」といった負の要素をもつ部分は、必ずといってよいほど、後々問題が起こります。「ま、いっか」と曖昧なまま次の工程へ進んでしまうと、ひどい目にあいます。

ひどい目にあわないために、なんとかしなければ・・・
エンジニアにとって究極の課題です。

特殊な予知能力や、タイムマシンのような未来を知る手段がない以上、どれだけ予測の精度を上げるかしかないのかなと私は思っています。 予測を100%的中させることは正直無理な話ですが、100%に近づけるべき行動、意識はできるはずと信じています。設計から完成までの手番を与えられた期日内に消化しなければならないというプレッシャーもあり、つい疎かにしてしまいがちなこの行為ですが、納得がいくまで予測しきるまで次の工程には進まないと腹をくくり、気合いで乗り切ります。 

具体的にどのようなことをするのかは、話が長くなるのでここでは触れません。人それぞれで、いろいろな方法があるはずです。私自信、いろいろな方法を試しました。無駄なこともたくさんやりました。反省と挑戦を繰り返し、あきらめずに続けた結果、ここにきてようやくよい方法を見つけたかなと感じ始めています。少なくとも努力は勘を養い、ツキを呼び込んでくれるのは確かなことです。

私のエンジニア人生はまだまだ続きます。エンジニアである以上、専門的な知識や技術を身につけることも、もちろん忘れてはいけないことですが、最終的に仕事の成果を良い結果として残すために、その過程を見直すことも、大切なのだと感じるようになりました。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 
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