技術情報

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開発者コラム

図研エルミックのエンジニアが開発にまつわるコラムを書いています。


 

2010年 news72号

2010/08/02

誰の為に?

製品開発第三部二課 N.J

開発をするにあたって、さまざまなフェーズがあります。フェーズごとに行う人が違うので、それぞれの受け渡しには必ず「ドキュメント(○○仕様書など)」が付いて回ります。私は、去年からテストの仕様書だけでなく、設計書も書くことが多くなりました。
ですが、どうしてもこのドキュメントをまとめるのがうまくなく、この作業に時間を大きく割いてしまうことが多いのです。

なぜ、うまくできないか。どうして伝わりにくいのか。
つい最近の出来事なのですが、上司よりヒントとアドバイスをいただきました。
その内容は、「誰の為にこのドキュメントを書いているのか?ということを考え、相手の顔を思い浮かべながら書く」というものです。

今までも考えていなかったわけではないですが、今思うと「自分はあのようにする。このようにする。」を羅列して書いていただけであって、それに対して相手が理解できているのか、とそこまで考えていなかったように思います。

「数年後の自分が見ても、わかるように書く」ことだけは意識をしていましたが、やはり書いているときの自分は頭の中で理解している部分があり、どうしても肝心な部分に靄がかかりがちになります。
相手に伝えようとするのには、自分がそれを聞く、または見る立場だったら、何が理解できれば全体が納得できるのか、ということが不足していたのです。

例えば、仕様書を書いているときに「これでここの意味が相手に伝わるかなぁ?」と考えるのではでなく、「これを押えれば、他がぼんやりしていたとしても、理解ができる!」というものがないと、大事な部分がはっきりと伝わらないままになってしまいます。

このことに気づき、ハッとしました。本当に最近の出来事なので、まだ業務に生かせていませんが、確実に生きてくる内容だと思います。

もしかしたら、ドキュメントのことだけではなく、人とコミュニケーションをとるときにも大事になることかもしれませんね。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 
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