製品情報

 TCP/IP v6/v4 プロトコルミドルウェア 「KASAGO」 補足資料

KASAGO IPv4からIPv6へスムーズに移行するためのヒント


図研エルミックでは、KASAGO IPv4からIPv6への移行を検討中のお客様を強力にバックアップします。
その一環として、ここではスムーズに移行するための3つの重要なポイントをご紹介します。

ポイント1. ROM/RAM/スタックサイズの増加

IPv4からIPv6へのアップグレードにより、 ROMサイズ/RAMサイズが増加します。
増加の目安は、KASAGO最新版で20%アップ程度です。
スタックサイズは、タスクによっては、見直す必要があります。
従いまして、開発済みの環境をIPv6対応にするためには、ハードウェア環境を調査する必要があります。

ポイント2. LANドライバのマルチキャストアドレス対応

(IGMPご購入のユーザ様は対応済みのため、必要ございません)

IPv6では、起動時に生成するリンクローカルアドレスで、マルチキャストアドレスを使用します。
IPv4では、マルチキャストアドレスが必要か否かは利用環境により変わりましたが、IPv6では必須の機能になります。
マルチキャストアドレス対応には、MACアドレスの登録/削除を行うI/Oコントロール部をカスタマイズすることになります。

ポイント3. ユーザーアプリケーションのIPv6対応

IPv6に対応するために、アプリケーションの追加や変更が必要です。
例えば、IPv4ではアドレス変換にinet_addr関数を使用していましたが、IPv6ではinet_pton関数が新たに追加されました。
socket関数もIPv4では、第一引数のAF_INETを指定していましたが、 IPv6ではソケットを使用するために、AF_INET6を指定する必要があります。
また、構造体もIPV4ではsockaddr_in構造体を使用していましたが、IPv6では、sockaddr_in6構造体が追加され、 これを使用して、TCP/UDP通信を行います。

簡易マニュアルダウンロードサービス

さらに詳しい情報をお求めのお客様のために、当サイトではKASAGO IPv6簡易マニュアルのダウンロードサービスを行っています。