受託開発

ストリーミング コンサルティングサービス

概要

ネットワークストリーミングに関する「映像が乱れる」「つながらない」問題の解決をいたします。

当社は、RTP/RTSPONVIFプロトコルスタック(ミドルウェアライブラリ)のライセンス販売を長年にわたり提供しており、ユーザーサポートを通じてストリーミングのノウハウを蓄積しています。OSSや他社様のライブラリを実装したお客様から、「つながらない、乱れる」というご相談も多く、Wiresharkなどを使ったコンサルティングサービスを提供しています。

ネットワークストリーミングに関するよくある課題

  • ・カメラにONVIFスタックを実装したのに他社のONVIF NVRにつながらない
  • ・ストリーミング映像が乱れる、映らない
  • ・国交省仕様のノウハウがない
  • ・Wiresharkで解析してはみたが、原因も解決方法もわからない
  • ・発生している事象の概要
  • ・ネットワーク上での通信仕様概要情報
  • ・Wiresharkキャプチャーデータ(あれば)
  • ・ソースコード(開示可能な範囲)※必須ではございません。
  • 解析結果と解決策を提言するレポート
    (解析結果、要因分析、解決策の提言)
  • 期間:2週間から1か月程度
  • 価格:ご相談

※解決方法は、お客様の環境に合わせてご提案します。当社のミドルウェアライブラリとの置き換えを強要することはございません。

事例

事例1:ストリーミング映像が乱れる、かくつく

【考えられる原因】

  • ・ネットワークの帯域幅
  • ・過剰なビットレート要求
  • ・ネットワークインタフェース設定に問題がある

【解決策】

  • ・カメラへの要求の見直し
  • ・ネットワークインターフェースの設定の確認

Wiresharkを実際に動かしながら解説する動画公開中

事例2:ONVIFコマンドを実行した際、400 Bad Request Sender Not Authorized等のエラーメッセージが表示される。

【考えられる原因】

  • ・ユーザ名、パスワードの誤入力
  • ・カメラと通信するプロトコルがWS-SecurityかつONVIFカメラの時刻情報とクライアント側の時刻情報とずれている
  • ・カメラ側の設定でONVIFユーザの登録がされていない
  • ・ONVIFユーザのレベルに応じて使用できるONVIFコマンドに制限があり、その制限に引っかかっている

Wiresharkを実際に動かしながら解説する動画公開中

事例3:ONVIFカメラのストリーミングURLでカメラ映像を確認しようとしても、カメラの映像が取得できない。

【考えられる原因】

  • ・クライアント側のWireWallによりTCP/IPの通信が阻害される
  • ・カメラ側の設定の接続ポートとクライアント側で指定している接続ポートが異なっている

その他 当社のストリーミングに関する知見、ノウハウを公開